100円と警察の思い出

先日子供が草取りの手伝いをしてくれたので、ちょっとかっこつけたくて100円玉を

これでお菓子でも買ってきな~♪

と言うと子供が

え?100円だけ?

と言われました。何というか喜んでくれると思ってたけども、肩すかしを食らった気持ちです。でもよく考えると私が子供のころと今では物価が違いますよね。例えば昔なら100円で自販機でジュースが買えたし、お菓子も100円ならほとんどのお菓子が買えてました。今ではどうでしょうか、スーパーに行くと100円を切ってるお菓子は少ないです。だいたい130~140円。まあそりゃ子供があの渋い顔するわけですね。

実は私この100円玉で警察との思い出があります。あれはたしか、小学校2年の時。学校で友達と遊んでいました。何か買い食いしようぜ☆ということで近所のサンマインドというスーパーに歩いて向かいます。そのスーパーではあまりいい飲み物がなくて外の自販機でエナジードリンクという私の世代の人なら分かる茶色い瓶に入ったジュースを買いました。ジュースを飲んでだべってると何気なく釣り銭のところに100円玉を見つけたのです。当時の100円ってそうですね、今の子の500円ぐらいの価値でしょうか。

友人と二人でどうしようどうしようと言っていましたら、その友達の中原君が

警察にもっていこう!!

と言い出しました。内心

嘘だろ

と思いましたが、なんというか交番へ行くという行為、そしてその正当性に後押しされて向かいます。最寄りの交番につくと、中のおまわりさんが机で何か書いていたのですが、すぐに気が付いて声をかけてくれました。

こんにちは!何かあったのかい?

50代のベテランの警察の人でした。事情を話して100円玉を渡すと

お前ら、すごいなぁ 絶対いいことあるかぞぉ!

と言いながらお茶とお菓子を出してくれました。中原君と私はドキドキしながらおまわりさんとしゃべり、お菓子を100円以上たらふく食べて帰路につきました。特に福の神の顔をした最中が美味しかったです。

なんというか少し大人になった気持ちになりました。後日、特に学校で褒められるとかそういうこともなく、親に何も言われることもありませんでした。たぶんあのおまわりさんは中原君と私が、目立つことが好きではないということをおしゃべりで理解したので内緒にしてくれたのでしょう。

特にいい話でもなんでもないのですが、私は100円玉を見るといつもあの少し大人になった思い出を思い出します。そしてあの日のお菓子に出してくれたあんこの最中が今でも好物です。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)