お坊さんの落ちのない怖い話〜お経が聞きたいお守り

  • 2018.08.10 Friday
  • 18:16

JUGEMテーマ:幸福に生きる

 

これも体験談ではなく静岡の北部の坊さんの話。

 

盆行にまわっていたときのこと。

 

盆行はそのお家にによってスタイルはいろいろ変わります。

 

棚を出してお位牌をすべて出す人や直近の人のお位牌だけを出す人、

 

また仏壇のそのままの人などいろいろあります。

 

そのなかでもこの檀家さんのうちはすべてを出すスタイルの人でした。

 

お家もきれいな人でエアコンも入れてくれており

 

お坊さんとて休憩したいお家NO1というわけです。

 

こういう家は歴代ひいじいさん、じいさんばあさんなど

 

みなさん先祖思いであり宗教心の強いお方であり

 

八十八か所めぐりも何十回とまわってるそうです。

 

その年のその方の盆行は当家の人が忙しく

 

奥様しかいなかったらしくお唱えしてる間に奥さんがお茶とか準備してくれるわけです。

 

というわけでお一人でお唱えしていたわけです。

 

お坊さんは実はお経を丸暗記しており、それが自動で口からでてきています

 

なので実際は違うことを考えながらでも口からお経がでるわけです。

 

そうしながら祭壇をみまわしています。

 

仏壇でする盆行ならば細かいところの埃などをみて

 

ああ、普段はなんも掃除してないな

 

とか思ってるわけす。

 

このお家は本当に仏具もきれいにされておりすべてがきれいです。

 

特に焼香を入れるものもピカピカに磨かれていました。

 

すごいな〜と思ってるとその坊さんはそこから目が離せなくなりました。

 

ピカピカに磨かれてるというわけは鏡面になってるので後ろがうつるわけですが

 

なんとすべての位牌を出していた仏壇が

 

す〜

 

と開いていったのです。

 

ぞっとした坊さんは

 

はやく、奥さん来て!

 

と思ったそうです。

 

するとちょうど奥様が入ってこられました。

 

奥さんが据わって手を合わせてるのがみえます。

 

そうするとす〜と仏壇が閉まりました。

 

読経がすみ会話をして帰るときに

 

坊さんが少し興味がでたので

 

おかあさん、少し仏壇みてもいいですか?

 

いいですよ

 

というわけで扉を開こうとします。

 

が。

 

あかない。

 

ふん!

 

力を入れると

 

ぎぎぎぎぎ

 

という古い音と主に扉が開きます。

 

あの時はす〜と開いて閉じたのに。

 

中をくまなく見ます。

 

すると不動さんの小さな掛け軸のうらになんとお守りが一つ置いてあったのです。

 

お母さん曰く出し忘れとのことですが

 

実はこれ

その坊さんも覚えてるのですが

 

去年亡くなったおばあさんがお寺の主催の旅行の時にバッグにつけていた

 

お守りだったのです。

 

たしかお孫さんが大学先の有名なお寺のボケ封じのお守りといってたので覚えていました。

 

お守りがお経を聞きたかったのか、それとも

 

俺も出してくれ

 

とお守りが主張してたのか。

 

答えは分かりません。

 

ただあなたのおうちにもお守りを埃まみれに忘れていませんか?

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< August 2018 >>

広告

selected entries

categories

archives

recent comment

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM